ウルグアイ３−０パラグアイ
戦前は「守り合い」になると予想していたファイナルですが、意外に立ち上がりからウルグアイが猛攻。試合開始直後の攻撃は得点につながらなかったものの、１０分過ぎには今大会絶好調のスアレスが先制ゴール。その後も終始ウルグアイが押し気味に試合を進め、前半終了間際に今大会ここまでノーゴールだったフォルランが追加点。後半はパラグアイは反撃に出るもののウルグアイはその攻撃をいなし続け、試合終了間際にはカウンターからフォルランがとどめの３点目。ウルグアイが完勝で南米チャンピオンとなりました。
パラグアイは準々決勝、準決勝と２試合連続延長戦の疲れが出たのか予想外にワンサイドの決勝戦になりました。優勝したウルグアイは前回も書いたように、フォルラン、スアレスの世界最強２トップが完全に機能しましたね。同時に、チーム全体もこの２人を生かすように機能して、タレントは揃えながらもチームが機能しなかったアルゼンチン、ブラジルとの差が出たと思います。
