Dreamzone

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それにしても・・・

 昨日のW杯準決勝の勝利以降、日本のメディアはなでしこジャパン一色という印象ですが、大会前には本格的に取り上げていたメディアはほとんど無かった事を思うと「手のひらを返す」とはまさにこのこと(^^;)。特にフジテレビは地上波の放映権持ってるなら、せめて日本戦だけでも最初からやれよという話。まあ、無論取り上げられないよりは取り上げられるにこしたことは無いのですが。
 しかし、長年のサッカーファンとして女子サッカーも’90年前後の本格的な立ち上げ頃から見ている私としては、今日の大半のスポーツ紙の一面が女子サッカーを取り上げているのを見ると感無量なところがあります。第1回のW杯出場メンバー木岡二葉高倉麻子野田朱美、また現在BSでW杯の解説者を務めている大竹七未(当時:奈美)らは現在なら間違いなくスター扱いされているはずのタレントでしたね。それでも、日本サッカー史上(男女問わず)最高の選手と呼んでいい澤穂希が現役のうちにこうしてメディアに大きく取り上げられるのはやはり嬉しいです。
 ただ、アテネ五輪北京五輪での活躍の後も一時的にマスコミが取り上げてくれたものの、長くは続きませんでした。今回はそれ以上の「ビックウェーブ」が来てますが、日本サッカー協会はこのチャンスを生かして今度こそ女子サッカーの活動状況を改善してほしいですね。現在の代表でもプロ契約しているのは一部の選手だけで、多くは他の仕事との掛け持ち。少なくとも代表クラスの選手はサッカーに専念できる状況を作ってほしいです。