Dreamzone

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サッカー・アジアカップ準決勝

日本2−2(PK3−0)韓国
 イヤホント、「死闘」としか言いようが無いような痺れる試合でした。
 試合は立ち上がりは日本が優勢なものの、10分過ぎから韓国が押し返し、20分過ぎに韓国がPKを決めて先制。て言うか、この時の今野のプレイもPKじゃないでしょう。あれがPKなら、接触プレイは全部PKになる(^^;)。しかし、先制点を奪われた日本は再び攻勢に出て、35分過ぎに前田が同点ゴールを上げて試合は振り出しに。前半の長谷部とパクの再三のマッチアップは、さすがに欧州で活躍している両者だけに迫力ありました。そして、後半は一進一退の攻防で両チームともゴールならず、試合は延長に。
 延長に入って日本は疲れが出たのか立ち上がりは韓国が攻勢でしたが、5分過ぎに日本がPKをゲット。これまた微妙なジャッジでシリア戦同様「イコライズ」(帳尻合わせ)という気もしましたが、だとしたら「イコライズ」するの遅すぎ(^^;)。このPKは本田が止められたものの、途中交代の細貝が押し込んで日本勝ち越しで、ザック采配またも的中。その後は韓国がロングボール主体に攻め、日本がカウンターを狙うという展開。時間は刻々と過ぎ、なんとか日本が逃げ切れるか・・・と思ったのですが、ロスタイム寸前に韓国が劇的な同点ゴールを決め、勝負はPK戦に。
 そしてPK戦。川島が2本連続ストップ、更に韓国は3人目も外し、日本は長友が外したものの4人目の今野がきっちり決めて3−0で勝利。前回大会3位決定戦でPK戦で敗れた雪辱を果たすとともに、決勝進出を決めました。
 PK戦の川島の活躍はまさに前々回大会のヨルダン戦の川口を思い出しましたが、韓国のほうもギリギリで同点に追いついて逆に集中が切れたのかも。しかし、韓国のほうが準決勝まで1日少なかったのに運動量では圧倒してたし、ギリギリで追い付いた勝負強さも含めてやはり「韓国強し!」を再認識させられた試合でした。
 これで日本は3位以内決定で、次回の予選免除という最低限のノルマはクリアー。決勝ではオーストラリアを破って優勝を果たしてほしいです。