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櫻の園-さくらのその-プレミアム・エディション [DVD]

　昨夜ＷＯＷＯＷで↑の映画を放送。この作品は公開時大コケしたこともあり(^^;)、評価は高くなかったのですが、個人的にはまずまず面白かったです。内容が私の好きな「部活に打ち込む女の子の友情」を描くパターンの作品で、福田沙紀ちゃんや大島優子さんら若い女の子が沢山登場する映画というのは単純に画面が華やかで見ていて楽しい。まあ、沙紀ちゃんと優子さんはこの映画の公開時点とはすっかり立場が逆になりましたが(^^;)。それはともかく、この作品は皆さんご存知と思いますが同じ中原俊監督が約20年前に撮った作品のセルフリメイク。前作は「名作」の呼び声高く数々の栄誉に輝きましたが、両作を見た私の個人的な感想としてはそんなに出来に差は無いという印象でした。特に今作のラスト近くの写メのシーンは前作の同様のシーンを思い出させて、懐かしいものがありました。
　それにしても、ここ数年はこの作品のような「アイドル映画」と呼べる作品が減った気がします。しいていえば「ケータイ刑事」の劇場版くらいでしょうか。’80年代から’90年代前半には斉藤由貴さんの「恋する女たち」、観月ありささんの「超少女ＲＥＩＫＯ」、南野陽子さんの「スケバン刑事」など、「アイドル映画」（後者２つは「ＳＦ映画」「アクション映画」の範疇かも判りませんが）の傑作が数多くあったのですが。