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サッカー・W杯

スペイン1−0パラグアイ
 この試合もまた劇的な展開。試合は予想通りにスペインが攻め、パラグアイが守る展開。しかし、パラグアイの堅守をなかなか崩せない。逆に後半15分、パラグアイがPKのチャンス。しかし、このPKをスペインGKカジージャスがストップ!すると、その直後に今度はスペインがPKのチャンス。これをシャビ・アロンソが決めた・・・と思いきや、スペインの選手がキック前に飛び出ていてやり直しに。このやり直しを今度はパラグアイGKがストップ!本当に2日連続でPKにドラマが生まれてます。そのまま試合は再びこう着状態に入り、延長戦突入かと思ったのですが、残り時間10分を切ったところでスペインのエース、ビジャが値千金のゴール。この1点を守って、スペインがベスト4進出を決めました。
 本当に、パラグアイの堅守の前にスペインが苦しんだ試合。それでも、ゴールを決めたビジャはさすがという印象。この大会、トーレスの出来が今一つということもあり、ビジャを1トップにしてセスクを入れて中盤を厚くしたほうがいいかも。これで、準決勝のもうひとつのカードは「ドイツvsスペイン」。準々決勝の戦いぶりからしたら、ドイツ有利という印象。しかし、ベスト8には南米のチームが半分残ったものの、ベスト4は「欧州3、南米1」とほぼいつもの大会のようになりましたね。ただ、その「南米1」がブラジルでもアルゼンチンでも無く、ウルグアイというのは予想外でしたが。
ドイツ4−0アルゼンチン
 ベスト8最大の注目カードでしたが、予想外にワンサイドゲームになってしまいました。
 試合開始僅か3分にシュバインシュタイガーのFKがミュラの頭をかすめてゴールに入り、ドイツ先制。その後もややドイツペースで前半は進みますが、前半は1−0で折り返し。後半はややアルゼンチンが押し返すものの、25分にカウンターからクローゼが追加点。これでアルゼンチンがキレたのか、その後もフリードリヒ、そしてクローゼの2点目が決まり、ドイツは大量4点。そのまま試合はドイツが4−0の圧勝でベスト4進出を決めました。
 本当にここまでの両チームの戦いぶりからしたら、この結果は予想外。ドイツの堅守が光った試合でした。敗れたアルゼンチンですが、注目のマラドーナ采配は全般には「可も無く不可も無し」という印象ですが、この試合のようにリードされた時に効果的な手が打てなかったですね。また、今大会最大注目のメッシもノーゴールでやはり「可も無く不可も無し」という印象。この雪辱は4年後ブラジル大会で果たしてほしいです。一方、この試合2ゴールのクローゼは今大会4点目、通算ゴールも14点となり、ロナウドの15点にあと一歩。2大会連続&通算得点王の偉業も見えてきました。メッシ、ロナウド、カカらスーパースターが本領を発揮できない一方、「スーパー」がつかないレベルの選手(^^;)という印象の強いクローゼがW杯ではいつも大活躍というのはやはりスゴいとしか言いようがないです。