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サッカー・チャンピオンズリーグ<グループリーグ第4節その1>

マンチェスター・ユナイテッド3−3CSKAモスクワ
 イヤホント、予想外の展開となった試合でしたが激しい点の取り合いで見ていて面白い試合でした。この試合ホームのユナイテッドは先発メンバールーニーベルバトフ、、ギグスファーディナンドヴィディッチと攻守の要の選手の名前が無し。それもあり、この試合を落とすと後が厳しいモスクワが立ち上がりから積極的に攻めに出る。そして、25分にモスクワ先制。4分後にはオーウェンが同点ゴールを決めるものの、その直後にまたモスクワがゴールを決めて突き放す。更に、後半立ち上がりにもゴールを決めてモスクワが2点差に。ユナイテッドもようやくルーニーを投入、攻勢に出るもののモスクワGKアキンエフの好守もありなかなかゴールを奪えない。このまま前節のバルサvsルピンに続く番狂わせかと思ったのですが、残り時間5分でスコールズがゴールを決めて1点差。ここからユナイテットの攻撃は更に激しさを増し、ロスタイムにバレンシアの打ったシュートがモスクワの選手に当たってコースが変わってゴールイン。劇的な幕切れでドローという結果に終わり、ユナイテッドが早くも、そして辛くも決勝トーナメント進出を決めました。
 とにかく、スコールズがゴールを決めてからの残り時間のオールドトラフォードの空気は凄かったです。まさに「ホームの後押し」「12人目の選手」という感じで、そんな空気がロスタイムの同点ゴールを生んだという印象でした。
ミラン1−1レアル・マドリー
 前節はアウェイのミランが予想外の勝利。ということもあり、この試合はアウェイのレアルがボールをキープして攻め、ミランがカウンターを狙うという展開。そして、前半30分にカカのロングシュートをジダがこぼしたところをベンゼマが押し込んでレアルが先制。そういえばこの試合、カカへのブーイングは全く無かったですね。しかし、その直後にミランがPKを得て、それをロナウジーニョが決めてミランが同点。このあたりからミランも攻勢に出るようになり、試合は互角の展開に。後半は完全に膠着状態になり、残り時間僅かのところでレアルはラウール、ファンニステルローイミランがインザーキとベテランFWを投入するものの状況は変わらず。結局試合はドローに終わり、両チームとも決勝トーナメント進出に半歩前進という結果に。
 ミランはチュ−リヒにホームで負けた時にはどうなるかと思いましたが、ロナウジーニョのコンディションもあがってきたようで、レオナルド監督がシーズン前に考えていた4−3−3も機能しつつある感を受けます。一方のレアルはロナウドが負傷して戦列を離れてからは格下には勝てても、同格の相手には勝ちきれない試合が続いてます。先日の国王杯では下部リーグのチームのに0−4で負けてるし、今後が心配です。