ビジャレアル１−１アーセナル
試合は立ち上がりからホームのビジャレアルが押し気味に進め、前半１０分にセナが見事なロングシュートを決めて先制。その後もややビジャレアルペースで試合が進みながら、両チームなかなかゴールを奪えず。そして後半２０分、この試合ワントップで孤軍奮闘していたアデバヨールがセスクからのパスを見事なオーバーヘッドシュートを決めて同点ゴール。結局試合はそのまま１−１で終了。ビジャレアルとしては「勝ちきれなかった」感のある試合で、2ndレグがホームのアーセナルが若干有利の結果となりました。
マンチェスター・ユナイテッド２−２ポルト
イヤホント、予想外の展開、そして結果となった試合でした。戦前は自力に勝るホームのユナイテッドが圧倒的有利の予想。しかし、前半４分にユナイテッドのＤＦのミスからアウェイのポルトが先制という意外な立ち上がり。その後１５分には逆にポルトのＤＦのミスからルーニーが同点弾。同点になってからはやはりユナイテッドが押し気味に進めるものの、なかなか追加点は奪えない。後半にはユナイテッドはテベス、ギグス、ネビルを投入するものの膠着状態は変わらず。「このまま１−１でドローか・・・」と思いきや、残り時間５分のところでルーニーのパスからテベスが逆転ゴール。「やはりユナイテッドの勝ちか、でもアウェイゴールを取っての１点差負けならポルトも悪くないか・・・」と思いきや(^^;)、残り時間２分にポルトが同点ゴール。結局試合はそのまま２−２で終了。最初に書いたように、準々決勝４試合の中でも１番「鉄板」と思われた試合でしたが、まさかのドロー。それもポルトがアウェイゴール２つ取って２ndレグはホームというかなり有利な状況。一方のユナイテッドはファーディナンドの不在が大きかった感もあるし、チーム自体が１０数試合無失点が続いていた頃がピークで約２週間前にリバプールに完敗してから下降線に入っている感があります。ユナイテッドの連覇に黄信号が点った感のある試合でした。
