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カペッロ解任、他

 欧州リーグも主要国リーグが終了し、今週に入りあちこちのクラブで新たな人事(^^;)が。
 まず最大のニュースはレアル・マドリーカペッロ監督の解任。シーズン中から散々噂はあったものの、レアルを4年ぶりの優勝に導いたことで基本的に続投と思ってたのですが。解任の理由は「優勝したけどサッカーの内容がつまらない」ということですが、カペッロが「つまらないサッカー」をするというのは就任以前から充分判っていたはず。そのうえでカペッロを監督に招聘したのはこの4年間遠ざかっていた「優勝」という結果がなんとしても欲しかったからのはず。それなのに、ちゃんと結果を残した監督を解任するというのはどういう了見なんでしょう?せっかくどん底から這い上がってきたチームなのに、ここで監督を変えるとまた1からやり直し。思えば4年前も優勝したのにデルボスケ監督を解任し、それからレアルが低迷期に陥ったのは周知の事実。今回のカペッロの解任も。その2の舞になる可能性大かと。
 もうひとつの大きなニュースはアンリのバルサ移籍。ここ数年毎年シーズンオフには話題になった移籍ですが、ついに実現。これで注目は、エトーの処遇。現在のバルサのシステムではCFは1人だけで、それならアンリかエトーが控えになり、勿体無い。かといって、アンリとエトーの2トップにシステムを変えると、やはりシステムを2トップに変更して今期苦戦したチェルシーの2の舞にになる危険性大。エトーは実力はともかく何かとトラブルメーカーでもあるし(^^;)、ここは放出の可能性大かと。
 あと、バイエルンにクローゼ移籍。来期はチャンピオンズリーグ出場権を逃したバイエルンですが、トニ、リベリに続く大型補強。これでクローゼ&トニ(ポドルスキー)の2トップに、両サイドからはリベリとシュバインシュタイガーが攻めあがるという攻撃陣は魅力大。しかし、今期のバイエルンを見ると不振の問題は攻撃陣よりむしろ守備陣にあると思うんですよね。より安定感のあるCB、そして衰えの見え始めたカーンの後釜を務めれるGKを補強しないとこれまた今期の2の舞になる危険性大かと。