Dreamzone

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時代は「胸」から「尻」?

 今年前半のグラビア界を振り返ると、グラビアアイドルのウリの中心が「巨乳」から「美尻」にシフトしつつある感を受けます。「週プレ」等の雑誌でも今年に入っては「巨乳」特集より「美尻」特集や「バックショット」集のほうが多いかと。こういう傾向のきっかけを作ったのはやはり「オシリーナ」こと秋山莉奈さんなのは間違いないところですが、巨乳グラドルのほうも丁度曲がり角に来ていた感も受けます。
 ここ数年の巨乳グラドルを振り返ると、約5年前に根本はるみさんが「バスト103cm」のスペックをウリにデビューしてから、スペック競争が激化してきた感を受けます。それ以前はバストのスペックが1mオーバーという娘はほとんどいなかった(多分大沢舞子さんくらい)はずですが、その後は1m超えのグラドルが続出。そんな流れも山口絵里奈さんが「バスト111cm」で登場してそろそろ打ち止めになるかと思ったのですが、その後に更にそのスペックを遥に上回る「バスト120cm」で風子さんが登場。ここに至ってバストのスペック競争も行き着くところまで行って、同時にファンのほうにも「でかけりゃいいってもんじゃない」(^^;)という意識が強まってきたんじゃないかと思います。それに以前にも書いたように、バストのスペックが100cmを超えると「バランスの取れたプロポージョン」という意味では厳しくなってくるし、同時にDVD等での見せ方も逆に制限されてくる。そういう意味で、丁度巨乳グラドルが曲がり角に来ていた時期にタイミング良く秋山莉奈さんが「美尻」を売りにして成功し、他のグラドルもそれに続きつつあると思います。
 また、こういう傾向はアイドルファンの「高齢化」も一因かと思います。一般に男性は歳を取るにつれて、好きな女性の体の部分が「胸」→「尻」→「足」と下に降りてくると言いますから。そういう意味では、もう10年くらいしたら今度は「美脚」ブームが来るかも。(しかし、この歳になっても「おっぱい好き」な私は未だに精神的には子供ということでしょうか?(^^;))
 思えば、昨年の日テレジェニックがメンバー全員巨乳だったのが巨乳グラドルの現時点での最後のピークだった感を受けます。今年の日テレジェニックのメンバーは巨乳系の娘はいないし(しいて言えば木口亜矢さんがそうですが)、今年のミスマガのファイナリストを見ても例年2,3人はいる巨乳系の娘がいない。また、特に愛衣ちゃん、草場恵ちゃん、原幹恵ちゃんあたり以降「10代・巨乳」で目立つ娘がいない。灘坂舞ちゃんはすぐAVに行っちゃったし、佐川愛ちゃんは最初からAVだし(^^;)。
 そういうわけで、日頃から「巨乳好き」を公言している私としてはやや残念な傾向。今年後半は10代の娘では篠崎愛ちゃん、小泉麻耶ちゃん、南結衣ちゃん、岡本果奈美ちゃん、七瀬愛ちゃんらに期待。また20代では杉山めぐみさん、月見栞さん、そして先日も取り上げた平塚奈菜さんのグラビア展開に期待したいです。