Dreamzone

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2006年前半のアイドル界を振り返る(3)ドラマ編

  アイドル絡みのドラマでは、とりあえず今年前半はそんな大きなサプライズは無かったと思います(「ダンドリ」は下半期の作品としてまた取り上げます)。そんな中、今年前半のドラマでNO.1は文句無く「ギャルサー」でしょう。
 「ギャルサー」に関しては今まで何度もこのブログで取り上げて評価してきましたが、出演アイドルがこれだけ両・質とも充実して、なおかつ内容が面白かったドラマというのは近年記憶にないくらいです。改めて「ギャルサー」というドラマを考えると、このドラマは学園ドラマの変形、「学園の(ほとんど)出てこない学園ドラマ」だったと思います。それも、「型破り教師と落ちこぼれ生徒のぶつかり合い」を描くという、「飛び出せ!青春」から「ごくせん」に到るまで学園ドラマの王道パターンの。言うまでも無く、主人公の藤木直人さんが「型破り教師」で、エンジェルハートのメンバーが「落ちこぼれ生徒」たち。
そう考えると脇役の面々も、佐藤隆太さんが頼りない新人教師、生瀬勝久さんが陰険だけどドジな教頭、高田純次さんが無責任なベテラン教師、温水洋一さんが気弱で生徒にバカにされている教師、三浦理恵子さんが主人公に気があるハイミス教師、大島さと子さんが百戦錬磨の保健の先生、そして古田新太さんが腹の中で何を考えてるか判らない校長先生と、見事に学園ドラマのパターンにはまると思います。
 「ギャルサー」以外に今年前半印象に残ったドラマをあげると、アイドルうんぬん以外にドラマとして面白かったのは「夜王」。内容はともかく(^^;)ひたすら「エロとベタ」で深夜ドラマとしてはありかと思った「2ndハウス」「下北GRORY DAYS」。あと、「ボウケンジャー」に末永遥ちゃん、中村知世ちゃん、「仮面ライダーカブト」に永田杏奈さん、「リュウケンドー」に佐藤寛子さん、仲程仁美さん、乙黒えりさん、そして「セイザーX」に最終クールから石坂ちなみさん、佐藤麻沙さんと、アイドル系の娘が多数特撮系の番組に出演したのも印象に残りました。