Dreamzone

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2006年前半のアイドル界を振り返る(2)歌手編

 歌手系アイドルを語る時はここ数年いつも同じ事を書いてる気がしますが、「いい事は何もなかった」(;-;)。今年前半は雅、推定少女、そしてSweetSが相次いで解散。近年のCDセールス不況も相変らず改善される気配もなく、歌手系アイドルに対する逆風は止む気配はないという感じです。
 そういった中、今年前半の歌手系アイドルの1番の話題はやはりAKB48でしょうか。メディア露出も多く、デビューシングルもオリコンベスト10に入り、今年前半唯一ブレイクした歌手系アイドルと言えます。ただ、AKB48に関しては以前にも書いたように「ライブを生で見る」ことを前提としたアイドルであり、「秋葉原」という場所にこだわっている点からも、地方在住の私からしたら「東京(秋葉原)のロコドル」というイメージなんですよね。結局、歌系アイドルというのは今の時代は「ロコドル」という形でしか生き残れないのかと改めて思ってしまいます。
 そういう訳で、個人的には今年前半は大阪のロコドルであるダンシングBANANAに明け暮れてた感があります。やっぱりコンスタントにステージを生で見れるのは大きいし、この点は今のAKB48のファンの皆さんに近い感情かと思います。ただ、東京パフォーマンスドールやSUPER MONKEY'Sを応援していたころの私なら、彼女たちに「メジャーになってほしい」「天下を取ってほしい」と思ったはずですが、現在の「第2次アイドル(歌手)冬の時代」を思うと正直そういう期待を持てない。むしろ今の彼女たちとの距離感を大事にしたいという、年寄じみた(^^;)考えを持ってしまいます。ただ、彼女たちの魅力を1人でも多くの人に知ってもらいたいという気持ちはあるし、機会があれば彼女たちのことを「こうしてブログで取り上げたりしているのですが。