イタリア２−０ドイツ
開催国であり、私が優勝を予想していたドイツが敗れました。それも延長後半、残り２分で２ゴールを奪われるという劇的な敗戦。このままＰＫ戦になれば、相手ＧＫがブッフォンとはいえドイツ有利と思ってたのですが。結局ドイツは開催国優勝は果たせず。やはり、大黒柱のバラックがケガ明けでやや不振、今大会ノーゴールだったのが大きかったかも。しかし、今大会の主力はシュバインシュタイガー、ポドルスキー、ラームら大半が２０代前半。ほとんどが次回の２０１０年はおろか、その次の２０１４年も狙える年代。クリンスマン監督は批判も多かったですが、多くの若手を抜擢して経験を積ませたのは今後のドイツサッカーにとって大きな財産になったと思います（この点、アジア某国の前監督にも見習ってほしかったところ(^^;)）。
一方、決勝進出したイタリア。今大会は攻撃的サッカーを標榜してましたが、ここまで６試合を見ると失点はわずか１で、やはり伝統の守備の堅さが印象に残ります。その１失点もザッカルドのオウンゴールで、相手プレーヤーにはゴールを許してないという。やはり、大会前のセリエＡの不正疑惑、そして大会に入ってからのペソットの自殺（？）未遂といった事件が逆にチームの結束とモチベーションを高めていると思います。決勝の相手がフランスになるとしても、ポルトガルになるとしても、この勢いで優勝の可能性は大きいと思います。
