ブラジル１−０クロアチア
戦前はブラジルの圧勝を予想していたのですが、点差以上の辛勝。ブラジルの得点は前半終了間際のカカのロングシュートのみ。とにかく、ロナウドとアドリアーノの２トップに全然ボールがいかない。この２人の決定的チャンスはほとんどなかったですね。逆にチャンスはクロアチアのほうが多かったかも。空中戦ではかなりのケースでクロアチアが勝っていたし、ジダの好守とちょっとした不運がなければ２−１でクロアチアが勝っていた可能性も充分あったかと。この試合を見たヒディング監督には、ブラジル攻略法が見えたかも。まあ、我らが日本代表の監督は何も見えてない可能性が大ですが(^^;)。とりあえず、日本の立場としては「ブラジルが２連勝して最終戦に手を抜く」というシナリオの最初のフラグが立ったのだけは収穫だったかも。
フランス０−０スイス
この両チームは欧州予選でも２度対戦して２度とも引き分け。今回が３度目の正直になるかと思っていたのでのですが、またも引き分け(^^;)。試合は地力に勝るフランスがやや押し気味だったものの、結局両チームとも決定機は掴めず。フランスは相変らずのジダン頼み、そしてアンリの代表でのゴールの気配の無さが柳沢並み(^^;)なのも相変らず。そして、無得点のまま試合が進みながら、結局トレセゲを投入しなかったベンチの采配も批判の対象になるかも。Ｇ組は韓国を含めて三つ巴でやはりもつれそうな予感です。
韓国２−１トーゴ
ここまで未勝利のアジアｖｓアフリカの対戦。そして、トーゴといえばボーナスに対する不満で選手が練習をボイコットしたり、それに怒った監督が辞めた・・・と思ったらすぐ復帰したりと騒々しい(^^;)チームですが、意外にも前半先制したのはトーゴ。しかし、後半に入ると退場者を出し、その直後にＦＫから同点にされ、その後は韓国ペースで試合が進み、アン・ジョンファンが決勝ゴール。今大会アジア初勝利であると共に、韓国にとってもアウェイの大会初勝利。日本人としてはまた韓国に差をつけられた感を受けて、かなり複雑な印象。
