Dreamzone

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スフィアリーグ第3節総括

 私が現場でスフィアリーグの試合を見たのは今回が初めてでしたが、サッカー&アイドル好きの私としては本当に楽しいイベントでした(^-^)。東京ではこんなに楽しいイベントが2ヶ月に1度のペースで開催されるなんて、ホントに羨ましい。来シーズンは、今度こそ大阪でも開催してほしいです。
 ただ、動員的にはやはり苦戦してましたね。ゴール裏はほとんど観客を入れてなかったのですが、それでもメインスタンドもバックスタンドも3分の2くらいの入り。体育館全体としては半分くらいの入りでしょうか。やはり、プロモーションのためにも「恋するフットサル」の全国放送を期待したいです。
 大会の進行は過去2大会は第1節が21時ギリギリに全試合終了、第2節は21時に全試合終わらずで、今回も帰りの足が心配でしたが、今回は表彰式も含めて20時半くらいに終了して、余裕を持って帰ることができて助かりました。さすがに過去2回の経験で反省したようで(^^;)。
 開会式で全チーム揃ったときにまず感じたのがミスマガチームの人数の少なさ。全員で9人、登録選手の半分しか来てない。寄せ集めチームの悲しさですが、それでも今大会もベスト4に残り、常にトップリーグに残留してるのは立派。ただ、このチームは溝口麻衣ちゃん、立花彩野ちゃん、時東ぁみちゃんの縦のラインはしっかりしてるけど、この3人以外はやや力が落ちる。今回の準決勝でも彩野ちゃん不在で完敗したし。山崎真実ちゃんなんかは運動経験もあって体格もいいし、練習を重ねればかなりの戦力になると思うんですけどね。
 そのミスマガとチームとしてのキャリアや生い立ちも似ている南葛YJはまさかのリザーブ残留。戦力的にはミスマガにひけを取らないと思うし、何故このチームがトップリーグに定着できないのか本当に不思議。しかも、今大会でチャクチャクとファンタジスタリザーブに戻ってしまい、次節はリザーブリーグが3チームともアイドルチーム。しかも、この3チームのうち1チームは必ずリザーブ残留になるという残念な展開。そういうことで、逆に次節は芸人系3チーム(YOTSUYA、ASAI、蹴竹)がすべてトップリーグという、これまた初の状況に。
 今回の大会での注目のひとつにXANADU小由里さんが加入して「傭兵枠」をどうするかというのがあったのですが、XANADUはもう1人の傭兵、松本美佳里ちゃんと同時期用してきました、2人とも4月から「アッコにおまかせ!」のレギュラーになったということで2人とも「タレント」と言い切るつもりでしょうが、これはまた物議をかもすでしょうね。しかし、そのXANADUはキャプテンの安田美香さんを含めて経験者を揃えながらも全然チームが機能しない、まさに「レアル・マドリー」状態(^^;)。しかも、今大会唯一のゴールを決めてチームのリザーブ落ちを救ったのがサッカー経験者ではないけどタレントとしてはベテランの仁藤優子さんだったという皮肉な結果に。以前の「BUBUKA」でのサンズ野田社長のインタビューにもあったように、ホリプロは大手ならではの不便もあると思いますが、今後考えてほしいところ。また、チャクチャクとのリザーブ落ち決定戦のPK戦で唯一ゴールを決めたのが元チャクチャク(CHOOP)の小由里さんだったという、これまた皮肉な結果になり、今後両チームに禍根を残したかと。
 
 過去の大会をTVで見る限りは客席はガッタスファンばかり目立ってましたが、多分チケット配分の関係で、ガッタス以外のチームのサポーターはTVカメラに映らないスタンドのほうに固まってました。芸人系3チーム(YOTSUYA、ASAI、蹴竹)以外のチームはサポーターの集団が熱心に送ってましたが、↑のせいかXANADUのサポーターはやや人数も少なくて元気も無かったかも。
 今大会はTEAMdreamが優勝し、第1節優勝のカレッツァ、第2節優勝のガッタスと並んで完全に「3強」時代になった感があります。しかし、昨日も書いたように今大会穂は宇津木めぐみちゃんがコンディション悪かったようだし、彼女が本来の力を100%出したらTEAMdreamの「1強」時代が来る恐れがあり、「ストップ宇津木めぐみ」という今大会のテーマは今後に持ち越されたと思います。
 あと、気になるのが石川梨華ちゃんにけずられた長谷川桃やんのケガ。その後の試合にも出れず、ベンチの様子を見てもかなり重症のようでした。大事に到らなければいいのですが。
 最後に今大会の個人的なMVPを。第1節は山口百恵ちゃん、第2節は宇津木めぐみちゃんと準優勝チームからMVPを選びましたが、今大会も準優勝チームガッタスの小嶋くるみさんをMVPにあげたいと思います。とにかく、今大会のくるみさんは全試合、全プレイに気持ちが出てました。チームのキャプテンになってからのくるみさんは、気持ち的にもプレイ的にもやや抑えている感がありましたが、今回は「闘将」という言葉が相応しいくらいに積極的にチームを引っ張ってました。特に決勝戦での宇津木めぐみちゃんとの「闘将」vs「怪物」の戦いは見ていて迫力満点でした。誰よりも負けず嫌いを自認する彼女にとっては今大会の準優勝は悔しい結果と思いますが、ぜひ次回大会でリベンジを果たしてほしいです。