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チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグ第2日

ブレーメン3−2ユベントス
 攻撃力が売りのホームのブレーメン、守備力が売りのアウェイのユーベということで、予想通りブレーメンが攻めてユーベがカウンターを狙うという展開。前半はブッフォンが再三好セーブを見せたものの、40分にブレーメンが押し切って先制。しかし、後半途中からユーベはデルピエーロを投入し、流れが変わってネドベドトレセゲがゴールを決めて逆点。やはりユーベのほうが1枚上手かと思ったのですが、残り時間5分、そしてロスタイムにブレーメンが連続ゴールを決めて逆転。劇的な勝利をあげました。
 最初に攻撃力が売りのブレーメンと書いたものの、現在世界最強の守備陣といえるユーベからホームとはいえ3点も取ったのは驚き。ユーベのカペッロ監督も内心驚いているかも。それでもユーベもアウェイゴールを2点取っているし、次がホームということを思うと巻き返しは十分可能かと。
バルセロナ2−1チェルシー
 1回戦最大の注目のこのカード。立ち上がりから積極的に攻めるホームのチェルシー、それに対してカウンター狙いのバルサと日頃の両チームのカラーとは逆の試合展開。しかし、前半35分頃にチェルシーのデルオルノがファウルで1発退場。そこから試合は更に激しさを増してきましたが、後半に先制したのは意外にも1人少ないチェルシー。それも、セットプレイからバルサのモッタのオウンゴールで。それに対して、ライカールト監督は中盤を1人減らしてラーションを投入して4トップに近い布陣に。そして、バルサの同点ゴールはこれまたセットプレイからチェルシーのテリーのオウンゴール。同点になってからは1人多いバルサの完全なペースで、残り時間10分くらいのところでエトーが決勝ゴール。バルサがアウェイで貴重な勝利をあげました。
 この試合は前半のデルオルノの退場がすべてでしたね。それが無ければライカールト監督も後半4トップに近い布陣を引くギャンブルはできなかったでしょうし。これで次節はホームのバルサが圧倒的に有利な展開となりました。