Dreamzone

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2005年のアイドル界を振り返る(5)フットサル編

 今年のアイドル界の大きなトピックとして、「アイドルの仕事」において「フットサル」というものが重要な存在になってきたことがあげられると思います。
 元々アイドルのフットサルというのはハロプロがお遊びで始めた感があったのですが、それにまずイエローキャブ(現サンズ)の野田社長が乗っかり、今年に入ってavex講談社集英社といったアイドルとかかわる事務所(会社)も次々と乗っかり、年末にはスフィアリーグという公式戦もスタートしました。今や「歌」「演技」「グラビア」同様、「フットサル」というものが「アイドルの仕事」としての1ジャンルになりつつある感があります。dreamなどは今年後半は歌よりフットサルの仕事ほうが多かった感もあるし(^^;)。
 アイドル&サッカー好きの私としてはこういうムーブメントは大歓迎なのですが、黎明期ゆえの問題点というものもいくつか拝見できます。まず、参加する事務所の温度差。上記のハロプロガッタス、サンズのカレッツァなどは所属タレントの主力の多くがチームに参加してますが、ホリプロXANADUなどはあれだけアイドル系タレントを多く抱えている事務所なのに、アイドル系の娘は水崎綾女ちゃんとゆりんくらいしか参加してない(しかもほとんど試合に出てない)。和希沙也さん、木南晴夏ちゃん、浜口順子ちゃんたりは参加してくれてもいいと思うのですが。
 もうひとつの問題点は逆に、勝負にこだわるあまりにタレントと呼べるかどうか微妙なフットサル(サッカー)経験者をチームに加入させる、いわゆる「傭兵」問題というのがあります。ガッタスの是永美紀ちゃんや、先日の大会で大活躍の山口百恵ちゃんもこれに近いものがあります。百恵ちゃんに関しては野田社長がご自身のブログで「タレントとしても頑張って欲しい」というような皮肉めいたことも書いてましたが(^^;)。その野田社長カレッツァに関しても小島くるみさんなどは「傭兵」に近いものがありますが、「フットサルで頑張ったものには見返りを与える」という野田社長の方針通り、タレントとしての活動もちゃんとさせているので若干後付けではありますが、まあセーフかかと。今後は元Lリーグの選手でタレント活動を始めた人がフットサル参加というケースも考えられるので、何処かで線引きをする必要が出てくると思います。
 今後の展望としては、すでにオスカーもフットサル参入を表明してますが(スフィリーグ参入に関しては?ですが)、ぜひ美少女クラブ31のメンバー中心にチームを作ってほしいですね。31人もいれば運動神経のいい娘も何人かいるだろうし、ひょっとしたらサッカー経験者もいるかも判りませんし。スターダスト、プラチナムアバンギャルドといったアイドル系の娘を多くかかえている事務所には今後もどんどん参入してほしいです。また関西在住の私としては、ぜひ関西の事務所所属の女の子たちによる「スフィアリーグWEST」を実現してほしいです。とりあえずホリプロ大阪、イエローキャブウェスト、ノイエ(溝口麻衣ちゃんをレンタル先(?)のミスマガから戻して)、そして過去フットサル参加経験のある吉本興業(アイドル色を出すために大山姉妹とエリ&トモの参加希望)の4チームでスタートして。いずれは大学アメリカンフットボール甲子園ボウルのように、関東のリーグチャンピオンと関西のリーグチャンピオンが日本一をかけてチャンピオンシップを開催できるようになれば嬉しいです。