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サッカーW杯・グループFプレビュー

 というわけで、先日発表された来年のW杯グループリーグ。今日は日本の入ったF組での日本の戦い方を考えてみたいと思います。
 日本の対戦順はオーストラリア、クロアチア、ブラジル。言うまでも無く最も重要なのは初戦のオーストラリア。この結果が日本のグループリーグ突破かかっていると言っていいかと。とにかく、大会前にスカウティングを万全にして望んでほしいと思います。日本とオーストラリアの実力を考えると、テクニックでは日本、フイジカルではオーストラリアが勝っているかと。しかし、1番の不安材料は両監督の経験値の差(^^;)。言うまでも無くオーストラリアの監督はヒディングで、ジーコに比べて監督としての実績ははるかに上。日本が敗れるとしたら、監督采配の差が明暗を分けるケースもあるかも。
 2戦目はクロアチアクロアチアとは8年前の本大会でも対戦してますが、シュケル、ボバンらがいた当時に比べれば、全体的に小粒になっている感があります。守備力は高いけど、攻撃力もそんなに高くないので、日本が悪くてもドローに持ち込める可能性は十分あるかと。できれば大会前にセルビア・モンテネグロスロバキアスロベニアルーマニアといった比較的タイプの近い東欧のチームとテストマッチを組んでほしいですね。
 そして最終戦はブラジル。この試合はここまでのブラジルの成績いかんで全然状況が変わってきます。すでにブラジルが2連勝してグループリーグを突破してればこの試合は恐らく主力は休ませるだろうし、そうなれば日本にも引き分けに持ち込む可能性は十分あると思います。あとは我らがジーコ監督が試合前のブラジルのロッカルームに行って選手・スタッフに「分ってるやろうな?」とプレッシャーをかければ万事OK(^^;)。
 最後に勝ち点計算ですが、ベストの展開はオーストラリアとクロアチアに勝って、ブラジルに引き分けての勝ち点7。これならグループリーグ突破は確実。しかし、現実的にはオーストアリアとクロアチアに1勝1分け、ブラジルに引き分けか負けで勝ち点5〜4というのがありそう。こうなるとグループリーグ突破は微妙。また、ひょっとしたらブラジルの1強3弱になって、他の3チームが2分け1敗で並ぶというケース(今年のワールドユースの日本のように)もあるかも。そうなると得失点差勝負になりますが、得点力の低い日本としては避けたいパターン。とにかく、最初に書いたように初戦のオーストラリアに勝利するというのがグループリーグ突破の最低条件だと思います。