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女子サッカー・日本vs韓国感想

1日遅れになりましたが、東アジア選手権の日本女子の最終戦は0−0のドロー。これで日本女子代表はこの大会2分け1敗。得点0、失点1でひとつの勝利も得点も上げれないまま終わりました(;-;)。まずこの試合に関しては韓国のほうが前の試合から休養が1日少なく、また引き分けでも韓国は優勝ということもあり、過去2試合とは違い内容は一方的な日本ペース。しかしこの試合もゴールを奪えない。本当に「得点力不足」というのは男女問わず日本サッカーの課題ですね。ただ、同じ得点力不足といっても、男女ではやや質が違うと思います。男子の場合はまずシュートを打てないけど、女子の場合はシュートは打てるけど枠に飛ばない。この試合でも、日本は再三シュートを打ったけど韓国のGKがそのボールをセーブするというシーンはほとんどありませんでしたから。
さて女子の大会を振り返ると、優勝は地元韓国で、次いで北朝鮮・日本・中国の順。今までアジアの女子は中国が圧倒的に強くて、以下北朝鮮・日本・韓国というイメージがありましたが、その順がほぼ入れ替わりましたね。無論韓国にはホームの利はあったと思いますが、中国の不振は予想外。日本の課題としては、上記の得点力不足とともに、フイジカルの差も感じましたね。男子の場合アジアレベルではそうフイジカルの差は感じないのですが、女子の場合はアジアでも結構差が大きい。サッカーの場合はバスケやバレーほど体の大きさが戦力の決定的な差ではないものの、やはりある程度大きいに越したことはない。身長170cm以上の選手が何人かほしいですね。あと、注目の永里も無得点に終わりましたが、この経験を今後に生かしてほしいし、両サイドバックの宇津木は16歳、豊田は18歳ということで、こういう若手が真剣勝負で厳しい体験をできたということは、次のW杯や北京五輪に向けていい経験になったと思います。