サッカー日本代表がW杯出場を決めて２日たちました。決定当日の感想に「嬉しい」より「ホッとした」と書きましたが、やはり８年前のジョホールバルの時のような感激は起こらなかったですね。無論、悲願の初出場を決めた８年前と３度目の出場となった今回では状況が全然違いますが、やはり日本のサッカーにとって「W杯出場」に対する意義付けが変わったと思います。すなわち、８年前まで「W杯出場」は「目標」だったけど、現在は「最低限のノルマ」になったと思います。つまりメキシコやカメルーンといったあたりの国々同様、現在の目標は「出場」では無く「本大会での上位進出」かと（さすがにまだ「本大会優勝」は無理ですが）。
さて、そういう「本大会での上位進出」への試金石になるのが来週から開催されるコンフェデ杯です。幸い、W杯出場も決定してコンフェデに集中できる状況もできました。本当なら決勝トーナメント進出をノルマにしたいところですが、少なくとも以前に書いたように現在の「日本と世界の差」を認識して、今後W杯までの一年間にその修正に努めてほしいと思います。
