Dreamzone

<SINCE1999.7.29>ツイッターhttps://twitter.com/halftone7313

チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグ2日目

ユベントス2−0レアル・マドリー(2試合2−1でユベントス勝ちぬけ)
アーセナル1−0バイエルン・ミュンヘン(2試合3−2でバイエルン勝ちぬけ)
リバプール3−1レバークーゼン(2試合6−2でリバプール勝ちぬけ)
PSV2−0モナコ(2試合3−0でPSV勝ちぬけ)
まず、ユーベvsレアル。この試合勝つしかないホームのユーベは3トップという攻撃的布陣で立ち上がりから攻めまくる。こんなに攻撃的なユーベを見たのはちょっと記憶にないくらい。一方のレアルは守ってカウンター狙いという形で、完全に両チーム共いつもとは逆の試合運びとなりました。後半に入ってもこの形は続き、ユーベが攻めきるか、レアルが守りきるかという感じになったのですが、残り15分くらいのところでデルピエーロに代わって入ったトレセゲがオーバーヘッドで値千金のゴール。これで2試合合計1−1となり、試合は延長戦に突入。なかなか両チームゴールを奪えず、PK戦に突入かと思ったのですが、ロナウドタッキナルディの退場というアクシデントの直後、サラジェッタが決勝ゴール。とにかくこの試合はユーベの攻撃的なサッカーが印象強かったです。いつもこういうサッカーをやってくれれば楽しいのですが、それをやらないのがユーベというか、イタリアのチームというか(^^;)。一方のレアルは完全に力負けという印象を受けました。しかし、これで昨日のバルサに続いてレアルも敗れ、今シーズンのチャンピオンズリーグはスペイン勢が全滅になってしまいましたね。
続いてアーセナルvsバイエルン。この試合アウェイかつ1点差負けでもOKだったバイエルンですが、試合立ち上がりはその余裕からか意外に攻勢に出る展開。しかし、後半はさすがに勝つしかないアーセナルが一方的に攻めるようになり、70分にはアンリが先制ゴール。これでもう1点取れば勝ちぬけとなるアーセナルはその後も攻め続けますが、カーンのナイスセーブなどで結局追加点は奪えぬまま試合終了。2試合トータルで見れば、やはりバイエルンの勝負強さとアーセナルの勝負弱さが印象に残りました。
残る2試合は、リバプールPSV共にホーム&アウェイ2連勝で勝ちぬけ。相手のレバークーゼンモナコととの力の差から考えてこの結果は少し意外でした。しかし、バイエルンは勝ちぬいたもののブレーメンレバークーゼンの2試合連続の完敗を見るとやはり現在のブンデス(ドイツサッカー)は欧州の中ではレベルが低いのかと思ってしまいます。