昨シーズンはマンチェスター・ユナイテッドの敗退というサプライズがありましたが、今シーズンは強豪チームは順当に勝ちぬけ。ただ、そのユナイテッドをはじめ苦しんだチームも多かったですね。特にミラン、インテル、ローマといったイタリア勢は皆勝ち抜いたもののヨレヨレな(^^;)勝ち抜き方。まあ、取り合えずグループリーグは結果がすべてで本当の勝負は決勝トーナメントに入ってからというのがイタリア的といえばイタリア的ですが。
グループリーグを見る限りは、チェルシー、リヨンの2チームが安定した戦いぶりを見せてくれ、国内リーグでの好調ぶりを見てもこの2チームが本命・対抗という感があります。またベスト16の組み合わせが発表になったら改めて展望を書きたいと思います。
チャンピオンズリーグ・グループリーグ最終節その2
マンチェスター・ユナイテッド3−1ベンフィカ
イングランドvsポルトガルの最終節直接対決。立ち上がりからホームのユナイテッドが攻勢なものの、なかなかゴールを奪えず、逆に前半25分にベンフィカが先制点。ユナイテッドとしてはベンフィカに敗れてグループリーグ敗退した昨年の悪夢が一瞬よみがえったかも判りませんが、後半ロスタイムにセットプレイから伏兵ヴィディッチが同点ゴール。これで完全に試合はユナイテッドのものになり、後半にギグス、サアがゴールを決めて、終わってみれば3−1の完勝。決勝トーナメント進出を決めました。
しかし、国内リーグでの好調ぶりやグループリーグでの第3節までの3連勝を思うとユナイテッドがここまで苦しむとは思いませんでしたね。今日の試合ではゴールを上げたギグスはじめ、スコールズ、ネビルといったベテラン勢の活躍が目立ち、やはり’99年にトリプルを達成したメンバーの力がここ1番には大きいと改めて思いました。