Dreamzone

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「あまちゃん」終了

 今日はは「あまちゃん」最終回放送。私も久々に朝ドラを第1回より1回も落とさず完走。完走したのは「ウェルかめ」以来、スタート時間が8:00に変わってからは初めてです。
 この作品に対する個人的な評価は、前半の「三陸編」に関しては世間一般の方々と同じく「絶賛」の一言なので割愛させていただきます。しかし、後半の「東京編」に関しては「微妙」というのが正直なところ。
 もともと放送前から、ドラマ後半が私のよく知っている「アイドル界(芸能界)」が舞台という事で逆に不安がありました。それでも、序盤は太巻さんやGMTのメンバーのキャラの面白さなどもあり楽しく見れたのですが、前にも書いたように春子さんが「ステージママ」として前面に出るようになってから正直ちょっと引き気味に(^^;)。また、これは判断が難しいところですが、終盤の震災の描写が少なかったのは震災者の感情に配慮してのことしょうが、そのためアキが再び地元に戻る決心をする理由付けが弱くなった感があります。
 あと、最終週のクライマックスが鈴鹿さんのコンサートだったのは疑問。クライマックスは震災で「延期」になったアキ&GMT47のコンサートにするのが妥当だったと個人的に思います。そして、鈴鹿さんのコンサートの後、鈴鹿さん&太巻さん、そして春子さんの結婚式(春子さんは「再婚式」?(^^;))があったということで、結局「あまちゃん」というドラマは「春子さんと鈴鹿さんの過去の清算のドラマ」として終了。今日の最終回でアキとユイがトンネルを抜けて歩いて行ったように、「アキとユイの物語はこれから始まる」という「俺たちの戦いはこれからだ!」パターン(^^;)の最終回だったという印象です。
 このように後半に関しては不満は多かったものの、半年通してみれば過去の朝ドラの中でも「ちゅらさん」「てるてる家族」あたりとともにトップクラスの面白さだったのは確か。主演の能年玲奈ちゃんを筆頭に、橋本愛ちゃん、有村架純ちゃん、優希美青ちゃんら数多くの若手女優が活躍したことも高く評価したいです。