Dreamzone

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マジすか学園

 関西では昨夜最終回を迎えた↑のドラマ。とりあえず、1番の感想は「惜しかった」につきます。
 以前にはこのドラマには批判的なコメントを書きましたが、正直このドラマの「ジャンプ的」というか、もろ「男塾」的な作品世界はキライじゃなかったです。「男塾」のキャラに例えれば、無敵の主人公前田は桃、驚き役のだるまは富樫か虎丸、学園を仕切る大島は大豪院邪鬼、四天王はそのまま死天王、そしてサドはちょっとポジションが違いますが赤石といったところでしょうか。
 だからこそ、以前にも書いたように主役を演じる前田敦子ちゃんが「前田」のキャラに合ってなかったのは「惜しかった」。このドラマの大半の登場人物は、たとえばサドなら篠田麻里子さん、学ランなら宮澤佐江さん、チョウコクなら秋元才加さんといったように、演者のイメージに合わせてキャラを作ってたと思います。しかし、主人公の前田に関してはキャラのほうが演者に先行して作られているために、演じる前田敦子ちゃんと「前田」の間に違和感がある。「前田」のキャラはむしろ高橋みなみちゃんあたりのほうが合ってたと思うんですよね。「総選挙1位」である敦子ちゃんを主役にせざるおえなかった「大人の事情」はあったとは思いますが、現時点での彼女の演技力を思えば彼女を主役にするのなら、彼女に合ったキャラ、ドラマを作るべきだったかと。本当に篠田さん演じるサドはじめ脇キャラは魅力的なキャラばっかりだったので、「惜しかった」としか言いようがないです。