昨日行なわれたＷＢＣの決勝は日本と韓国の間で争われましたが、今大会の上位進出国はアジア＆北中米。アジアと北中米が強く、欧州・南米・アフリカが弱いというサッカーとはまるで逆の勢力図ですね。例えば、今大会欧州からの出場はイタリアとオランダでしたが、この両者はサッカーでは言うまでも無く強豪国。それが野球に関してはオランダが勝利しただけでニュースになるのですから。基本的にサッカーの強い国は野球が弱く、野球の強い国はサッカーが弱いというのは、それぞれの国・地域の歴史や伝統みたいなものを感じます。唯一の例外がメキシコで、この国はサッカーも野球も強いのですが、それはやはり野球の盛んなアメリカとサッカーの盛んな南米に挟まれたという地理的な条件のせいでしょうね。
