既に皆さんご存知かと思いますが、AKB48の新曲の「メンバー全員（４４人）のポスターをコンプリートしたらイベント招待」という企画が中止になりました（詳しくはこちら）。というか、企画会議の時点で「さすがにこれはアカンやろ」という意見は出なかったのでしょうか？今までもアイドルユニットの場合、CDリリースにおいてトレカをつけたりして複数購入を促す試みは珍しくなかったものの、さすがに「最低４４枚購入」というのは酷い。計算された方によると、４４枚購入の時点で５万５千円の出費で、なおかつコンプリートの可能性は１/７７京とか。「京」なんて単位、天文学でしか見たこと無い、まさに「天文学的」な数字(^^;)。まあ、現実にコンプリートしようとしたらファン同士でダブったポスターをトレードすることになるでしょうが、それでも楽に１０万円以上は使う事になるでしょう。レコード会社からしたら、アイドルファンというのは好きなアイドルのためにはいくらでも投資を惜しまない「いいお客」だと思っているようですね。まあ、実際コンプリートしようと試みた人もいるでしょうが。ともあれ、こういう企画を立て、更に企画倒れになるという事は本人達に非は無いのにAKB48のイメージダウン、しいては歌系アイドル全般のイメージダウンに繋がるのが残念。せっかく彼女たちやPerfumeのおかげで「歌系アイドル復興」の兆しが見えてきた現在だけに。
