明日よりスペインとイタリアでも新シーズンが開幕し、欧州の主なリーグすべてがスタート。というわけで、今日はスペインとイタリアの新シーズンプレビューを。
まず、スペインのリーガエスパニョーラ。こちらは例年通りレアルとバルサの争いにバレンシアが続く展開になると思います。まず昨シーズンは久々に優勝したレアルですが、監督のカペッロを解任して新たにシュスターが監督就任。しかし、前回優勝した時も監督のデルボスケを解任し、その後長い低迷期が続いたことを思うと、今回もその二の舞になる危険性大かと。せっかく結果を出したチームをまた最初から作り直さないといけないし。
というわけで、今シーズンの本命はやはりバルサ。昨シーズンは無冠に終わったこともあり、今シーズンに賭ける意気込みも大きいはず。新加入のアンリを起用すればエトーが控えに回り、その際の不協和音だけが気がかり。
この2チームに続くバレンシア。このチームはビジャ、モリエンテス、シルバ、ホアキン、ビセンテ、バラハら主力がほとんど自国人。チャンピオンズリーグ上位常連チームで、こういうチームはバレンシアだけ。インテルやアーセナルに至っては主力に自国人が1人か2人しかいないから(^^;)。そういう意味で応援したいチームではありますが、それが同時に層の薄さに繋がっているのも確か。やはり、チャンピオンズリーグ出場権が現実的な目標かと。
この3チームに続くのは昨シーズン大躍進したセビージャと書きたいところですが、今シーズンは初のチャンピオンズリーグ出場ということで、層の薄いこのチームには掛け持ちは厳しいかと。ヘタすればかつてのソシエダ、セルタ、ベティスのようにどちらもグダグダになる(^^;)危険性大。そういう訳で、4番手に押したいのはサラゴサ。昨シーズン後半失速したものの、アイマール、ダレッサンドロ、ミリートのアルゼンチントリオの攻撃陣は魅力的。この3人に新加入のオリベイラがフィットすれば、念願のチャンピオンズリーグ出場も充分可能かと。
優勝:バルセロナ
チャンピオンズリーグ出場:レアル・マドリー、バレンシア、サラゴサ