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サッカーW杯結果&感想

ウクライナ0−0(PK3−0)スイス
 比較的似ているイメージの両チームの対戦。両チームともがっぷり四つに組んだ感じの試合となり、両チームほとんど決定機を掴めず。「これは、延長、PK戦かな」と思いながら見てましたが、予想通り両チーム無得点でPK戦にPK戦は、シェフチェンコが失敗する波乱のスタートでしたが、スイスがなんと全員失敗。最後にスイスの若さ、経験不足が出た感があります。スイスは4試合無失点で敗退、こういうケースは珍しいかと。一方勝ったウクライナですが、格下のチュニジア、サウジからはゴールを奪ったものの、初戦のスペイン、そしてこの試合とノーゴール。次のイタリア戦も厳しいかと。
イタリア1−0オーストラリア
 いやホント、劇的な幕切れでした。後半早々マテラッツイが退場し、10人になったイタリア。その後は一方的に攻められたものの、ブッフォンを中心に守りきり、ロスタイムにグロッソの突破がファウルを誘いPKに。このPKを途中交代で入ったトッティが決めてイタリアが勝利。今まで代表では結果を残せず、この試合は先発から外されたトッティでしたが、最後の最後で大仕事を決めました。こういう絶望的な展開でも、なんとかしのいで最後に勝利を得るのは、やはり伝統の力というべきでしょうか。しかしイタリアは勝利したものの、ネスタのケガに続いてマテラッツイが次戦出場停止で、頼れるCBがカンナバーロ1人。デ・ロッシも決勝まで出られないし、準々決勝もかなり苦戦しそう。
 一方、イタリアが1人減った後は一方的に押していたオーストラリアでしたが、まさかの敗戦。ヒディングはカードを1枚しか切りませんでしたが、恐らく延長戦を想定して、延長でイタリアが消耗してから2枚目、3枚目を切るつもりだったのでしょう。しかし、そんな智将ヒディングをもってしても想定外の事態が起こってしまうのがサッカーの面白さと言っていいかも。