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サッカーテストマッチ感想

イングランド3−1ハンガリー
 ルーニー負傷で注目されたイングランドのフォーメーションは4−5−1でオーウェンのワントップ。しかし、オーウェンが負傷明けということもありましたが、ワントップが全然機能せず、前半はランパートのPK失敗もあり0−0。しかし、後半立ち上がりに5分の間にベッカムのFKからジェラード、テリーが立て続けにゴール。このあたりはさすがに「役者が違う」という感じ。その後1点返されたものの、終了間際に途中交代で入ったクラウチがゴールを決めて、終わってみればイングランドの快勝。
 最初に書いたようにこの試合のイングランドのスタメンはオーウェンのワントップでしたが、ワントップならクラウチのほうが適任かと。また、ボランチの先発も本来DFのキャラガーでしたが、このポジションも後半から入ったハーグリーブスのほうが適任かと。あと、この試合では注目の17歳ウオルコットも途中出場。スピードのある所は見せてくれましたが、出場時間が短かったこともありまだ評価は難しいところ。しかし、17歳といえば岩井七世ちゃんや矢口聖来ちゃんらと同じ年齢で、こんな若い選手がW杯代表に選ばれたというのは改めてスゴイと実感。
日本2−2ドイツ
 ホント、日本勝っちゃうかと思いましたよ。試合は立ち上がりこそドイツが押し気味だったものの、その後は互角の展開。しかし、後半日本は高原が連続ゴールで2点リード。このまま逃げ切れるかと思ったのですが、30分過ぎにセットプレイからクローゼ、シュバインシュタイガーに立て続けにゴールを決められ、結局2−2でドロー。
 「アウェイでドイツとドロー」という結果は十分胸を張っていいはずですが、2点リードを追いつかれたということもあり、複雑な印象。取られた2点とはどちらもセットプレイからで、ドイツ同様高さがあるオーストラリアやクロアチア相手にやや不安を残しました。それに対して、高原の2ゴールは見事としかいいようが無かったです。まるでロナウジーニョかと思うくらい。ハンブルガー&フランクフルトのサポーターは「こんなところでゴール決めるなよ」と思っことでしょう(^^;)。また、ゴールは決めれ無かったものの柳沢はケガ明けとは思えないいいプレイを見せてくれたし、途中交代で入った大黒も再三惜しいシーンを見せてくれたし、今までジーコジャパンで不安視されていたFW陣に光明が見えたのがこの試合最大の収穫ですね。単純に、アウェイでドイツに引き分けたのなら、オーストラリア、クロアチアにも引き分け以上の結果を残せると思いたいです。
 一方のドイツは「ボコボコにする」はず(?)だった日本相手に危うく敗戦するところ。ケガ明けのバラックが本調子では無かったとはいえ。それでも2点差を追いついたあたりはさすが「ゲルマン魂」とも言えますが、もし日本に負けてたらクリンスマン監督のクビも飛んでたかも(^^;)。しかし、今まで今度のW杯は常に「優勝は終わってみればやはりドイツ」と言い続けてきましたが、今日の試合を見るとさすがに不安になってきました。今日1日、もう1度予想大会の答を考え直してみます(^^;)。