コスタリカ１−１（ＰＫ５−３）ギリシャ
今大会に入ってから何度も同じフレーズを使ってますが、この試合もまた劇的な試合でした。
ダークホース同士の対決となったこの一戦。どちらもやや守備的なチームということもあり、前半はお互いチャンスらしいチャンスは少なく０−０。そして、後半７分にルイスのゴールでコスタリカが先制するものの、２０分に退場者を出して１０人に。その後はギリシャが攻勢をかけるもののなかなかゴールを奪えない。このままコスタリカが逃げ切るかと思ったのですが、追加タイムに入ってすぐパパスタソプロスが劇的な同点ゴール。試合は延長戦に。延長戦は１人多いギリシャが圧倒的に攻めるものの、５対２のカウンターも決め切れず勝負はＰＫ戦にＰＫ戦はギリシャが１人失敗し、コスタリカが初のベスト８進出を決めました。
ギリシャとしては１人多い延長戦で決め切れなかったのが大きかったですね。しかし、コスタリカ大会前の予想からしたらまさかのベスト８．本当に大会前にこのチームに日本が３−１で快勝してたなんて今となっては信じられないです。
オランダ２−１メキシコ
イヤホント、またも劇的な試合でした。
グループリーグを見る限り「最強の攻撃力」のオランダと「最強の守備力」のメキシコの対戦。しかし、試合は立ち上がりからメキシコが攻勢で、オランダがカウンターを狙う展開。もっとも今大会のオランダはカウンター主体の戦術なのでオランダペースともいえる展開。前半は両チーム決定機を掴めず、０−０で後半。後半開始僅か３分にメキシコのエース、ドス・サントスが今大会初ゴール。メキシコに先制されたオランダは同点目指して攻勢に。３トップに変え、ファンペルシーに代えてフンテラール投入など手を尽くすけど、ＧＫオチョア、ＣＢマルケスを中心としたメキシコの堅守をなかなか崩せない。このままメキシコが逃げ切るかと思ったのですが、残り時間２分のところでＣＫからのこぼれ球をスナイデルが見事なミドルシュートを決めてオランダ同点。更に追加タイムにはロッベンがマルケスに倒されてＰＫを得て、それをフンテラールが決めてオランダが逆転。これが決勝点となりオランダがベスト８進出を決めました。
本当に試合終了直前まではメキシコのベスト８進出かと思っていたのですが、劇的な逆転劇でした。メキシコはなかなか「ベスト１６の壁」を破れないですね。
