Dreamzone

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2012年のアイドル界を占う

 今年のアイドル界の注目はやはりAKB系の勢いがどこまで続くかということかと思います。個人的にはAKB系の勢いは昨年あたりがピークになるんじゃないかと思いますが、それでも勢いが一気に衰えることは無く、まだAKB系の「独占状態」は続くと思います。   
 ただ、昨年来のAKB系ユニット、更にAKB内ユニットの乱造で秋元氏は完全にオーバーワーク気味。今年はそれに海外のJKTやTPE、さらには乃木坂のプロデュースも重なるということで、正直クオリティの高い楽曲を全ユニットに作ることはかなり厳しい、というか不可能だと思います。またAKB自体も昨年は問題が山積み。不祥事(?)による謹慎ラッシュや、イベントでの体調不良者の続出、等々。そろそろ「AKBシステム」も今年中には「金属疲労によるドラブル」が起こる可能性が大きいんじゃないかと思います。
 だからといって、他のユニットが現在のAKB系に取って代わるとは思えない。現在1番勢いがあるといっていいももクロZも、正直「Z」になってからは「狙いすぎ」の印象が強い。昨年のレコード大賞新人賞を受賞したFairiesも「事務所のゴリ押し感」が前面に出すぎてアイドルファンにはいまいち受けが良くない印象。春には5期生が加入するアイドリング!!!も恐らくこのユニットのカラーからして「現状維持」かと。
 それでも、まだ昨年同様ある程度動きがありそうな歌手系アイドルに比べ、グラビアアイドルの先行きは相変わらず暗い。以前にも書いたと思いますが、元々「グラビアアイドル」というのは’90年代前半の「アイドル(歌手)冬の時代」に、従来の「歌中心のアイドル」から分離して生まれたジャンル。それが現在の歌手系アイドルの復権に伴い、AKB系の娘たちがグラビア活動をすることにより消滅の危機すら迎えている印象があります。ただ、それでももうひとつのグラドル界の問題のひとつであった「高齢化」はその象徴だったほしのあきさんはじめ、小倉優子さん、安めぐみさんらが結婚と共に実質フェイドアウトということでやや「風通し」が良くなった印象はありますが。
 なんか新年早々暗い内容になってしまいましたが(^^;)、それも今年個人的に推し&注目アイドルを。歌手系ではやはり、東京女子流とBRIGHTが2トップですが、ようやく昨年からメンバーが固まって本格的に活動しはじめた感もある9nineにも期待。グラビア系では、昨年のミスFLASHの鈴木ふみ奈さん、仁藤みさきちゃん、日テレジェニック高嶋香帆ちゃん、グラビアJAPANの大坪あきほちゃんら「若くて巨乳」の娘たちに期待。女優系では桜庭ななみちゃん、川島海荷ちゃんに「女優とアイドルユニットの両立」のモデルケースを期待。最後にバラエティ系では「王道ホリプロバラドル」の後継者という印象の小島瑠璃子ちゃんに期待したいです。